Riot Games、Movistar KOIをVCT EMEAから追放 チームは声明を発表
スポンサーリンク

Riot Games、Movistar KOIをVCT EMEAから追放 チームは声明を発表

Riot Gamesは9月6日、Movistar KOIとのパートナーシップ契約を解除し、2026年シーズンのVCT EMEAから同チームを追放すると発表しました。今回の決定により、Movistar KOI所属の選手たちは今シーズン終了後にフリーエージェントとなり、救済措置として移籍期間外でも一時的に他チームと契約できるようになります。Riotによると、この処分はVCT EMEA限定のもので、Movistar KOIの他タイトルにおける活動には影響しないとのことです。

この突然の発表を受けて、Movistar KOIは公式声明を発表しました。チームはまず「Riotから事前の警告もなく、突如として追放通知を受け取った」と説明し、2026年のVCTへの参加資格を失ったことを明らかにしました。その上で、追放理由として「コンテンツ制作やスキン販売への取り組み不足、そして競技シーンでの成績不振、特に今シーズン最下位に終わったこと」が指摘されたとしています。

さらにチームは、今回の処分は極めて唐突で、交渉や改善の余地すら与えられなかったと強調しました。実際、Movistar KOIはすでに来季に向けて新たなコーチの契約を済ませ、選手補強の交渉も進めていたものの、それらの準備はすべて白紙に戻る形となったとしています。

それでもチームは、今回の事態について自らの責任を認める姿勢を見せています。一方で「選手、スタッフ、そしてファンの情熱を無駄にすることなく、モチベーションを保ち続け、再び競技シーンに戻ってくることを目指す」と前向きな意志も表明しました。声明の最後では、サポートしてくれているコミュニティやスポンサーに感謝を述べ、逆境を乗り越えて復活する決意を改めて示しています。

今後、RiotはMovistar KOIに代わる新たなチームを選定し、2026年シーズンからVCT EMEAに参入させる予定です。昇格大会「Ascension EMEA」は予定通り実施され、リーグ全体は12チーム体制を維持するとしています。

Xでフォローしよう

おすすめの記事