
パッチ11.08 | ソーヴァ / KAY/O / ブリーチ / フェイド / ゲッコーが調整、調整を受けるイニシエーターの変更点まとめ
今後リリースされるパッチ11.08にて、多くのエージェントにバランス調整が実施されます。
本記事では、その中でもイニシエーターに焦点を当て、変更内容をわかりやすくまとめています。
共通調整
- イニシエーターのシグネチャーアビリティーのクールタイムが増加:40s >> 60s
対象:リコンボルト / ゼロ/ポイント / ホウント / フォールトライン - ULTの効果範囲が縮小
対象:ブリーチ / フェイド / アイソ / ウェイレイ
フラッシュ調整
フラッシュ効果の長さは増加しますが、これに伴う他の調整(クールタイムや範囲)と合わせて、よりタイミング重視の運用が求められます。
- フラッシュのブラインド時間を一律2.25秒に統一
- フラッシュ/ドライブ: 1.5s >> 2.25s
- フラッシュポイント: 2s >> 2.25s
フェイド
索敵性能の即時性が抑えられ、情報を得るタイミングの選択が重要になります。
- ホウントの効果時間が減少:2s >> 1.5s
- シグネチャーのクールタイム増加:40s >> 60s
- ULT効果範囲が縮小
ブリーチ
発動準備時間の短縮で即時性は高まる一方、ULTのカバー範囲と持続時間が縮むため、より精密な運用が求められます。
- フォールトラインの発動準備時間が短縮:1.2s >> 1.1s
- ULTの必要ポイントが減少:9 >> 8
- シグネチャーのクールタイム増加:40s >> 60s
- ULT効果範囲が縮小
ゲッコー
クリーチャーの回収による頻繁な運用が難しくなり、ULTとクリーチャーの運用タイミングをより慎重に選ぶ必要があります。
- クリーチャー回収後のクールタイムが増加:10s >> 20s
- ULTのHPが減少:200 >> 180
- ウィングマンのHPが減少:80 >> 60
ソーヴァ
高頻度でリコンを投げ続ける運用が制限され、情報取得のタイミングに戦略性が求められます。
- リコンボルトのシグネチャークールタイム増加:40s >> 60s
今回のパッチ11.08では、イニシエーター全体に「能力の強さ」よりも「使うタイミングと精度」を重視させる方向の調整が加えられました。
索敵・フラッシュ・エリア制圧といったスキルは依然として強力ですが、連発や広範囲での制圧が難しくなり、1回1回の使いどころがより重要になります。
特に、シグネチャーアビリティのクールタイム増加(40s → 60s)や、ULT効果範囲の縮小によって、試合のテンポやラウンド内の情報戦が大きく変化することが予想されます。
プレイヤーは「どのタイミングで仕掛けるか」「どの情報を優先して取るか」をこれまで以上に意識する必要があるでしょう。
パッチ11.08は、単なる弱体化ではなく、戦略と連携をより重視するメタへの転換点となるアップデートです。