
NVIDIAが最新ドライバー「v595.59」の公開を急遽停止 ブラウザのフリーズやクラッシュが多発、旧バージョンへのロールバックを推奨
NVIDIAは、日本時間2月27日にリリースしたGeForce最新ドライバー「595.59」において、重大な不具合が確認されたとして、公式ダウンロードページからの配信を急遽取りやめました。現在、当該ドライバーの配布は停止されており、一つ前の安定バージョンへの差し戻しが行われています。

今回の不具合は、PCの利用全般に支障をきたすほど深刻な内容となっており、SNSや公式フォーラムではユーザーから多くの報告が寄せられていました。
ブラウザ利用時のフリーズやゲームの強制終了が頻発
報告されている主な症状は、Google ChromeやMicrosoft Edgeといったブラウザを利用中に画面がブラックアウトしたり、システム全体がフリーズしたりするというものです。
特にGPUアクセラレーションを使用する環境下で不安定になる傾向があり、ゲームプレイ中においても、深刻なクラッシュやFPSの著しい低下、さらにはPCの再起動を余儀なくされるケースも確認されています。リリース直後から世界中のユーザーより「動作が不安定になった」との悲鳴が上がり、NVIDIA側も事態を重く見て即座に公開停止の判断を下した形です。
NVIDIAによる異例の対応
ドライバーの公開がこれほど短期間で停止されるのは異例の事態です。通常、軽微なバグであれば次回のホットフィックス(修正版)を待つ形となりますが、今回はデスクトップの操作自体に影響を及ぼす致命的なエラーが含まれていたため、被害の拡大を防ぐためにリリースそのものを撤回する措置が取られました。
現在、公式ページから検索を行うと、不具合のあったバージョンは表示されず、以前の安定版が表示されるようになっています。
インストール済みのユーザーは早急に「ロールバック」を
もし既に「595.59」をインストールしてしまい、PCの動作に不安を感じている場合は、早急に以前の安定したバージョンにロールバック(戻す操作)を行うことが推奨されます。
【対処方法】
- デバイスマネージャーから戻す: 「ディスプレイアダプター」のプロパティから「ドライバーを元に戻す」を選択する。
- 以前のドライバーを再インストール: NVIDIAの公式サイトから、一つ前のバージョン(例:v591.xx系列など)をダウンロードし、クリーンインストールを行う。
不具合が解消された修正版のリリース時期については現時点で明言されていません。PCのクラッシュはハードウェアへの負荷やデータの損失を招く恐れがあるため、心当たりのあるユーザーは、問題が沈静化するまで最新版への更新は控え、安定した環境の構築を優先してください。







