今回のパッチ6.11では、チェンバーやヴァイパー、それにショーティーやフレンジーといった、人気のエージェントおよび武器への大小様々な変更があります。また、パールのBサイトにも変更が施され過去一ボリューミーなパッチとなっています。
エージェントのアップデート
ブリーチ
- ローリングサンダー(X)
- 警告のビジュアルをアップデートし、効果範囲の境界をより鮮明に。これにより、アルティメットが命中したかどうかが従来よりも分かりやすく
チェンバー
- ランデヴー(E)
- テレポート後、武器を装備する時間を短縮:0.7秒 >>> 0秒
- トレードマーク (C)
- 無効化範囲が拡大:4000 >>> 5000
- トラップの設置速度が短縮:4秒 >>> 2秒
- ツール・ド・フォース(X)
- 発射速度が15%上昇
ヴァイパー
- 燃料回復
- 1秒あたりの回復量が減少:5% >>> 3.3%
- 空になってから満タンまで回復する時間:20秒 >>> 30秒
- 1秒あたりの回復量が減少:5% >>> 3.3%
その他
- スタン系のアビリティーが命中した際、ヨルの「フェイクアウト」(C)の見た目も影響を受けるよう変更
- オーメンの「フロム・ザ・シャドウズ」(X)のセリフが入るタイミングを早め、従来よりも認識しやすく
- ソーヴァのマントの動きを改良してスムーズにしつつ、体に沿うシルエットは維持して位置が敵に伝わることを防止
- グレネード状の投射物の軌道に関する一部のコードを整理(ソーヴァの「ショックボルト」[Q]と「リコンボルト」[E]、ブリムストーンの「インセンディアリー」[Q]など)
ゲームシステムのアップデート
- バトルレポート内のすべてのスタン系アビリティーについて、「眩暈状態にした敵の数」に加えて「眩暈状態にした味方の数」が表示されるように
- 観戦モードで、アビリティー使用中のエージェント間で視点を頻繁に切り替える際のパフォーマンスを最適化
- フォントシステムを整理。
マップのアップデート
パール
- B スロープのスクリーンを調整し、アタッカー側の隠れるスペースを削除
- B スロープのスクリーンは混戦時に大きなプレッシャーとなっており、奪還の障害となっていました。そこでスクリーンの幅を短縮し、スロープを段差に変更しました。これにより、この位置は以前よりも傾注が必要となると同時に、見通しが利きやすくなりました。
- B スロープのアタッカー側の隠れるスペースも削除しました。この変更で、長時間のスパイク設置の際に維持するべきポジションが減り、この位置が側面からの攻撃に弱くなります。
- B サイトのスクリーンを調整
- ディフェンダー側の選択肢を増やすため、B サイトのスクリーンを調整しました。スクリーンの幅を拡大して身を隠す場所を増やし、弾丸が貫通しない部分を追加し、重ねた箱を設置してディフェンダー側に混戦時のオプションを増やしたうえで、これらをすべてB スロープに近づけてユーティリティー(スモーク、セージの壁など)を使いやすくしました。
- B ホールに身を隠すスペースを新しく追加
- ディフェンダーが身を隠すことができる空間を追加しました。これにより、迫りくるユーティリティーに対してディフェンダーが位置を調整する空間が増え、B リンクやその他の長時間のスパイク設置時に一般的に使われる場所に対向する新たなアングルが生まれます。
- B サイトの柱の幅を拡大
- B サイトの柱の幅を拡大し、動けるスペースを増やしました。これで集中砲火を受けることも減るはずです。
武器のアップデート
昇降器具およびジップライン(ロープ)での射撃精度
- 昇降器具上の最小拡散率を歩行時の65%に増加
- ライフル:0.8 >>> 1.3
- クラシック:0.35 >>> 0.55
- フレンジー:0.35 >>> 0.52
- ゴースト:0.35 >>> 0.6
- シェリフ:0.35 >>> 0.78
- サブマシンガン:0.3 >>> 0.65
- スナイパーおよびショットガンは変更なし
- ロープ上での歩行時と走行時の拡散率を、地上での歩行時と走行時の拡散率と同等になるように変更
ショーティー
- 予備弾丸数:10 >>> 6
- 価格が上昇:150クレジット >>> 300クレジット
- 減衰なしでのダメージが低下:12 >>> 11
- 最初のステップでのダメージ減衰(7メートル)が低下:8 >>> 6
フレンジー
- 最小拡散率増加:0.45 >>> 0.65
- 拡散カーブを調整
- 最大拡散率に達する弾丸数を5発目から6発目に変更
- 縦方向のリコイルカーブを調整
- 最大リコイル(反動)に達する弾丸数を5発目から6発目に変更。代わりに総反動率を引き下げ
エラーパワー
エラーパワー(またはセンターバイアス)とは、システム上、弾丸をクロスヘアの中央に偏向させることで射撃精度を上げる手法です。特定の状況においてのセンターバイアスを大幅に低下させました。移動中の射撃はその拡散範囲内にでほぼ一律にランダムとなり、標的に命中する確率が下がります。今回のエラーパワーの調整により、特に長射程では走り撃ちによるキルが発生する確率は多少下がると思われます。
反動の調整
- 走行中の縦方向の反動倍率:
- ファントム:1.5 >>> 1.8
- スペクター:1.5 >>> 1.8
- ヴァンダル:1.5 >>> 1.8
- フレンジー:1.25 >>> 1.5
ファントム/ヴァンダルの予備弾丸数
- ファントムの予備弾丸数が減少:90 >>> 60
- ヴァンダルの予備弾丸数が減少:75 >>> 50
不具合修正
エージェント
- キルジョイのユーティリティーが無効化状態から復帰する際、ステルス状態に戻らない不具合を修正
- テレポート前に抑制状態にされた場合、オーメンの「シュラウドステップ」(C)が中断されないよう修正
- セージが「バリアオーブ」を90度回転させると、0.8秒間壁を設置できなくなる不具合を修正。これからは壁を90度回転させた直後でも壁を設置できるように
ゲームシステム
- 射撃場でエージェントを切り替える際、アビリティーHUDが重なって表示される不具合を修正
- 一撃で複数プレイヤーをキルした場合、キルフィードが正常に表示されない不具合を修正
ソーシャル
- フレンドリストのパーティーグループが誤ったセクションに表示されることがある不具合を修正。今後は常にオンラインのセクションに表示されるように
- 購入画面を開いた状態だと「プッシュ・トゥ・トーク」が機能しなくなる不具合を修正。今後は購入をしながらの会話が可能に
https://playvalorant.com/ja-jp/news/game-updates/valorant-patch-notes-6-11/