Riot Gamesは、パッチノート8.01を公開しました。
マップのアップデート
ブリーズ
- A ホールを再び開放
- 最近の「ブリーズ」への変更については今も観察を続け、フィードバックを集めています。その結果、A メイン、中央エリア、そしてB サイトの簡素化については満足できる状態となっています。ところがA ホールの閉鎖に他の変更が合わさると、攻撃に大幅な制限が課される状況も観測されました。そのため、マップのその他の部分への変更は残しながら、A ホールを再び開放してアタッカーの選択肢が増えるようにしました。
エージェントのアップデート
スカイ
2023年後半、スカイはイニシエーターとして優勢な存在となり、ソロキューでもパーティーでも明らかにピック率で他のイニシエーターを圧倒するようになりました。スカイの主要スキルである「ガイディングライト」(E)はその卓越性を支える主な要素で、戦闘上の強みや有用な偵察力となると同時に、イニシエーターの中で唯一の再チャージ可能なフラッシュでもあります。スカイがフラッシュと偵察の両方を使うことができ、チーム構成に多様性を持たせることもできるのは良いことですが、この使い勝手の良い能力とバランスを取るための明確なマイナス面が欠けていました。
今回の変更は、スカイが「ガイディングライト」(E)を使用する際により計画的な判断を促すためのものです。イニシエーターとしての戦闘能力と偵察力のユニークなコンビネーションは維持されるべきですが、同時にスカイを構成に加えることによってかかるコストはより明確でなければなりません。このアップデートにより、スカイがソロキューでも連携プレイでも使えるポジションでありながら、他のフラッシュ使いのエージェントの活躍の機会を奪わない立ち位置に落ち着くことを期待しています。この件については今後も注視し、必要であれば再度調整を行います。
「ガイディングライト」(E)の再チャージをなくすことにより、ラウンドを通してどの時点でこのスキルを使用するかの決断がより重要になり、スカイの特徴である戦闘の強みと偵察力とのバランスを取ります。これはラウンド序盤の情報収集に対する明確なトレードオフとなり、スカイ独自の能力を使ううえでより慎重な判断が求められるようになります。 |
「ガイディングライト」の最後に発動するフラッシュは、フェイクフラッシュの際のより意図的な判断を促すと同時に、「ガイディングライト」を最大距離に飛ばしてなお効果を得ることを可能とします。 |
ガイディングライト(E)「ガイディングライト」がラウンド中の再チャージ不可に「ガイディングライト」が終了時に自動的にフラッシュを発動するよう |
パッチ6.07では、「シーカー」(X)に追われているプレイヤーに付く黄色の警告インジケーターが削除されましたが、これを復活させて混戦の中でも「シーカー」(X)とのインタラクションがより明確になるよう変更しました。
シーカー(X)「シーカー」が標的に接近すると、標的のプレイヤーは黄色い矢印の警告を受けるように |
アイソ
今回のアイソでのアップデートで、「ダブルタップ」(E)から得られる主体性や戦闘上の利点を強化します。
- エネルギーオーブの持続時間延長により、周囲の脅威に対応しながらシールドを確保する時間がやや増加
- バフ効果とシールドの持続時間延長で、どの交戦を選択すべきか考える時間がやや増加
- 「ダブルタップ」(E)が生成するシールドの見た目の幅が縮小することにより、エリア突入時などに敵に察知される可能性が低下
ダブルタップ(E)射撃可能なオーブの持続時間を延長:2秒 >>> 3秒最初のバフ効果とシールドの持続時間を延長:15秒 >>> 20秒シールドの幅が縮小:120 >>> 100 |
「コンティンジェンシー」のコストを下げ、ゲーム内での価値に見合うよう調整しました。
コンティンジェンシー(C)コスト減少:250 >>> 200 |
レイズ
レイズはしばしば「ブラストパック」(Q)で長距離を移動し、突如として敵に脅威を与えることができています。今回のオーディオのアップデートにより、今後はレイズが「ブラストパック」(Q)で自分のいるエリアに入ってくることがより分かりやすくなります。これは同じエリアで複数のことが同時に起きている場合、特に有用となります。
ブラストパック(Q)レイズが「ブラストパック」で空中を移動して近付いてくる際のサウンドを従来よりも大きく変更 |
ゲームシステムのアップデート
ジャンプ投げの正常化
ジャンプ投げの挙動の一貫性を高める機能を実装しました。ジャンプ開始の100ms以内に投射体を発射するための入力を行えば、投射体はエージェントから発射された時点と同じ速度を維持しながら移動し、結果敵に一貫して同じ位置に着弾します。
既存のジャンプ投げのほとんどは、アウトプットの一貫性が高まりながらも挙動野うえでは従来と同様になるはずです。一部には、軽微な調整が必要となる可能性があります。
HRTF
設定にチェックを入れてステレオスピーカー設定を使用している場合は、HRTF(頭部伝達関数)が有効になります。
パフォーマンスの改善
- ファイルのインプット/アウトプットパフォーマンスの最適化によりブートおよび対戦のロード時間を改善
プレイヤーの行動に関するアップデート
- 行動に関する警告メッセージシステムに情報を追加し、サービス規約およびペナルティーとアクセス禁止に関するFAQへの接続の視認性および判読性を改善
不具合修正
エージェント
- ゲッコー
- 「スラッシュ」(X)の爆発が地形構造によって防がれ、敵に影響を与えないことがあった不具合を修正
- アイソ
- アイソが射撃場で練習用ボットを倒した後、エネルギーオーブが生成されるように(射撃テストでは生成されません)
- レイナ
- レイナが射撃場で練習用ボットを倒した後、ソウルオーブが生成されるように(射撃テストでは生成されません)
ゲームシステム
- アウトローで武器を見る動作からスコープに移る際に発生していた不具合を修正
- チェンバーの「ツール・ド・フォース」(X)とオペレーター使用時、弾が角を貫通する際の弾道表示を修正
- 対戦に入った際、オーメンの「フロム・ザ・シャドウズ」(X)に似たビジュアルエフェクトがミニマップに表示されていた不具合を修正
- ミニマップに表示されるスパイクの白い円形のインジケーターが、ミニマップの端にスパイクがある場合表示されなくなっていた不具合を修正
マップ
- ブリーズ
- A ホールのドアが開いた状態で開始されていた不具合を修正
- ロータス
- C サイトの崩れた柱の上に立つことができていた不具合を修正
- アイスボックス
- B グリーンのコンテナの上に立つことができていた不具合を修正
- スプリット
- B ガレージのベントの上に立つことができていた不具合を修正
モード
- チームデスマッチ
- 武器スポーナーからアウトローを取った際、予備弾薬が無い状態になっていた不具合を修正
PREMIER
- 初めてPremierの順位を確認する際、自分のゾーンやディビジョンがロードされない不具合を修正
- ステージ期間中の対戦の直後、順位タブにチームが表示されなかった不具合を修正