TALON Esportsが財務問題を理由にVCT Pacificから抹消、タイを含む地域コミュニティを優先に後任チーム選定へ
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Riot Gamesは11月18日、TALON Esports(以下、TALON)とのVCT Pacificパートナーシップ契約を終了し、リーグから抹消する決定を発表しました。また、同会社が運営しているLeague of Legends Championship Pacific(LCP)からも抹消が決定しています。選手への給与支払い遅延など、複数の財務上の問題が確認され、リーグが定める基準を満たさなかったことが理由とされています。この決定により、TALONは2026シーズン以降のVCT Pacific参戦権を失い、Riotはすでに後任チームの選定作業を開始しています。

Riot Gamesは後任となるVCT Pacificパートナーチームの選定を進めており、そのプロセスでは「TALONが拠点としてきたタイを含む地域コミュニティを優先する」という方針を示しています。
TALONは長らくタイを中心に活動し、同地域には大規模なファンコミュニティが形成されていました。Riotはそのコミュニティの継続性を重視し、地域に根ざしたチームを新たなパートナーとして迎えたい考えです。
また、TALONの抹消に伴い、所属するVALORANT選手たちは全員、他チームへの移籍が可能になりました。Riotは選手へ正式に通知を行い、来シーズンへ向けた移籍活動をサポートしています。
突然の契約解除により選手たちは大きな影響を受けていますが、パシフィックやその他リーグでプレーを続ける機会は残されており、各選手の今後の動向が注目されています。

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