ムラッシュゲーミング、VALORANT部門のATEコーチを解雇 公式大会での不適切チャット受け契約解除
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ムラッシュゲーミング、VALORANT部門のATEコーチを解雇 公式大会での不適切チャット受け契約解除

ムラッシュゲーミングは5月16日午前、公式Xにて代表の加藤純一氏名義による公式声明文を公開し、同日付でATEコーチとの契約を解除したことを明らかにしました。プロeスポーツチームとしての規律と、競技の公平性を最優先した迅速な処分となります。

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公式大会における「全体チャット」が問題視

事端となったのは、5月13日に開催された公式大会『VCT Challengers Japan 2026 Split 2 Advance Stage(Day3)』の「WECC vs ムラッシュゲーミング」の試合です。

この試合の最中、ATEコーチがすべての参加者が閲覧できる「全体チャット」を使用しました。この行為が大会規約に抵触する可能性のある不適切な書き込みであるとして問題視されることとなりました。

試合直後、対戦相手であるWECCのたーくん選手が自身のX上で「ATEさん試合中にチャットするの止めてください。気が散ります」と直接指摘したほか、他のWECC所属選手からも不満を露わにする投稿が行われました。これにより、競技シーンにおける相手へのリスペクトの欠如や迷惑行為であるとして、コミュニティを中心に批判の声が急速に高まっていました。

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加藤純一代表名義で公式声明を発表

ムラッシュゲーミングは関係各所への事実確認を進め、5月16日に対戦相手であるWECC側へ直接の説明と正式な謝罪を行いました。これに伴い発表された公式声明の主な内容は以下の通りです。

  • ATEコーチとの契約解除:5月16日付で即時の契約解除処分とする。
  • 運営体制の猛省:今回の件を「プロの試合において相手の集中を妨げる恥ずべき行為」と厳しく断じ、コーチ個人の問題に留めず、チームとしての管理不足および運営体制に問題があったと責任を認める。
  • 再発防止策の徹底:全部門の選手、コーチ、スタッフを対象に、行動規範の再整備と管理体制の強化・見直しを推進する。

声明の最後では、ファンの信頼を裏切る形となったことへの深い陳謝と、今後の信用回復に向けた強い決意が述べられています。

ATE氏本人による謝罪とコミュニティの反応

公式発表を受け、ATE氏本人も自身のXアカウントを更新しました。「チームの発表通り契約解除となりました」と報告し、対戦相手の選手やチーム関係者、そしてファンに向けて謝罪の言葉を綴っています。また、ムラッシュゲーミングで過ごした約3年半の活動に対する感謝を述べるとともに、「今後は自身の行動を見つめ直す」とコメントしています。

今回の厳格な処分に対し、eスポーツファンや関係者からは「プロの競技シーンにおけるマナーを守るため、迅速かつ適切な対応である」として、チームの決断を支持する声が多く寄せられています。一方で、長年チームの主軸として活動してきたコーチの突然の去り際に対し、チャットを送信するに至った詳細な経緯の開示を求める声や、今後の管理体制の推移を注視する意見も一部で見られます。

プロチームとしてのモラルと運営責任が改めて問われる事例となりましたが、ムラッシュゲーミングがこの厳しい処分を機にどのように体制を再構築し、競技シーンでの信頼を回復していくのか、今後の動向が注目されます。

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