Riot Gamesのアンチチートアナリストを務めるGamerDoc氏は、あるチート開発者が開発したspoofer(チート防止機能を回避するプログラム)を記録的な速さで無効化したポストがXで話題となっています。
Took down his entire spoofer in under an hour ¯\_(ツ)_/¯ pic.twitter.com/I0mB2LmfIZ
— GamerDoc (@ItsGamerDoc) October 23, 2024
spooferはデバイスIDを偽装したり、ハードウェアBANを解除できたりするものの総称。今回、GamerDoc氏が投稿したスクリーンショットによると、その開発者はVanguard spoofer(アンチチートVanguardの突破ツール)の開発に丸一年を費やしたとのこと。しかしながら、たった1時間で検知され無効になったようです。
1年かけて開発したものが水の泡となり、チート開発者はGamerDoc氏に対し、Discordで「なぜチート開発者があなたを嫌うか分かった」「俺の収入のためじゃなく、自分の体格を鍛えろよ」と皮肉を言いつつ、「正直に言うとリスペクトするよ。やりやがったな。くそったれ」「1年もかけて、VAC(Vanguard Anti-Cheat)の回避方法をリバースエンジニアリングしてたってのに」と怒りをぶつけました。
その後、チート開発者はGamerDoc氏に対して5,000ユーロの賄賂を支払う提案を持ちかけたりもしたようです。